ドッグフード入門知識

ドッグフードの原材料で与えたくない危険な肉表示はコレ!

ドッグフードの危険な肉表示

ドッグフードに表記される原材料名。1番目に来る原料が主原料となっているのですが基本は肉や魚が好ましいです。しかし、この原材料表記にもカラクリがあって肉系が含有されていれば何でも良いといった訳ではありません。

安価なドッグフードに表記されている肉類、○○副産物、○○ミール、肉粉といった原材料表記は粗悪なケースが多いです。

これらの肉表示の説明。そして安心して与えられる肉表示の原材料名などをご紹介していきます。

曖昧表現の肉表記は4Dミート使用の可能性あり!?

少しドッグフードについて勉強をすると『4Dミート』といった言葉を聞いた事がある人も多いと思います。

4Dミートとは?
  • Dead(デッド)死骸
  • Diseased(ディジーシド)病気
  • Dying(ダイイング)死にかけ
  • Disabled(ディセイブルド)障害のある

これらの原料は人間の食用として禁止された肉となります。

しかし、ドッグフードにおいて曖昧な表現をしている類の肉には上記の4Dミートに当たる原料が使用されている実態があります。では何故、4Dミートが危険視されているのかダメだと知っていても理由まで知っている人は少ないのではないでしょうか。

  • 病気だった動物、残留薬剤が残っている動物が使われている可能性がある
  • 動物の食用として利用する過程で大量の添加物を使用している可能性がある

粗悪な食事をする事で健康を害するリスクが高まる

簡単に言ってしまえば4Dミートとは粗悪な原料です。これを人間に例えて解釈するとわかりやすいと思います。

健康を害するとされる原料の入った食事を毎日、何ヶ月も何年も食べ続けてみた事を想像して下さい。体の何かしらの数値に異常が出て健康体でない事は明白だと思います。

これは犬でも同じ事です。
健康を害する原料の入ったドッグフードと栄養バランスを考え、体に良い原料の入ったドッグフード。どちらが長く健康で長生きできる食事になるでしょうか。

答えは明白です。
粗悪な原材料の入ったドッグフードは愛犬の健康を脅かすリスクが高くなります。少しでも長く愛犬に元気で長生きしてもらう為には良い食事を与えたいですよね。

ではドッグフードの肉表示で危険なモノとは…そしてどのような原材料となっているのか見ていきましょう。

ドッグフードで危険な肉表示

肉類・○○副産物

原材料に『類』『副産物』などと表示されている場合、一般的な肉だけでなく肉以外の部分も使用されている可能性が高いです。

この曖昧表現の背景に使われている原材料は4Dミートであったり、食用の肉を取り除いた後に出てくる骨や臓器、糞尿などの副産物となります。

想像しただけでゾッとするような原料が使われている。そんなモノを愛犬に食べさせたくはないですよね。

○○ミール・肉粉

続いて○○ミールや肉粉と表示されているケース。

これらは高温調理して原料を粉状にしたモノを含有しています。そしてミールや肉粉は脂肪分から油を精製するレンダリングと呼ばれる過程から生まれた肉のカスになります。

粉々にして粉末状にしているので正直な所、どんな肉を粉々にしているのか…何と混ぜているのか不明瞭な点も多い原材料です。上述した4Dミートにあたる動物を利用してミールにしている可能性もあります。

このように何の肉を使用しているのか不明な曖昧表現の原材料表示は粗悪な原材料である可能性が高いです。

愛犬の健康を考えるのであれば原材料の肉表示は『何の肉』かわかる表記のドッグフードを選ぶようにしましょう。