ドッグフード格付

犬心(消化器ケア)を原材料や成分から格付評価!安全度や口コミは?

大和菌学研究所が販売する無添加ドッグフード『犬心』。今回は消化器ケアに優れた材料を含むシリーズを分析していきますが、お悩みや状態に合わせた複数の種類が準備されています。

原材料だけではわからない不明瞭な部分は公式サイトでしっかりと説明しており、信頼の持てるドッグフードといった印象を受けました。

犬心(消化器ケア)の格付評価

犬心(低たんぱくバランス)
格付ランク Aランク
※評価ランクはS>A>B>Cで格付しています。
原材料 (4.0 / 5)
栄養成分 (4.5 / 5)
無添加 (5.0 / 5)
グレインフリー (2.0 / 5)
安全性 (4.0 / 5)
コスパ (2.0 / 5)
価格 ※通常価格(税別)
7,200円 / 2.5kg
14,400円 / 5kg
21,600円 / 7.5kg
28,800円 / 10kg
※まとめ買い、定期購入で割引あり
100gあたり 約288円 / 通常価格2.5kgの場合
内容量 2.5kg、5kg、7.5kg、10kg
対応年齢 オールステージ、全犬種用
原産国 日本
犬心(消化器ケア)の評価

公式サイトの方でしっかりと原材料への取り組み、アレルギー対策への配慮など説明がされており、非常に信頼のおけるドッグフードとなります。犬の悩みに応じた複数の種類も揃えており、愛犬の状態にあった最適なドッグフードを選べるのではないでしょうか。

ただネックになるのは価格が高いこと。
まとめ買いや定期購入で割引になるものの、犬心の半分程度の値段で同等、もしくはそれ以上のドッグフードが購入可能です。

良い原料を使っていればドッグフードの値段が高くなるのは仕方ない事ですが、たくさん食べる中型犬、大型犬クラスに毎日食べさせるとなると家計にキツイといった印象です。

犬心(消化器ケア)
公式サイトへ

犬心(消化器ケア)の原材料や栄養成分を評価

危険視や不安要素のある原材料は赤文字で示しています。

犬心(消化器ケア)の原材料

生牛肉、生鶏肉、生馬肉、植物油魚粉、ココナッツ、ゴマ、とうもろこし、生魚、ホエイ、玄米、大麦、さつまいも、じゃがいも、海藻、はなびらたけ、冬虫夏草、オリゴ糖、ビール酵母、有胞子乳酸菌、犬由来の乳酸菌、犬由来のビフィズス菌、犬由来の酪酸菌

良質な高タンパクが摂取できるドッグフード

犬心(消化器ケア)では良質なタンパク源、脂肪源となる生の牛肉、鶏肉、馬肉をバランスよく配合しており、しっかりと何の肉を使っているのか明記しており素晴らしい第一原料類になっています。

肉も複数の種類で分散させており、アレルギー対策もしっかりとしています。

敢えての穀類やとうもろこし

ドッグフードに含まれる原料でとうもろこしは不安材料の一つです。しかし、犬心で使用しているトウモロコシは粗悪な部分である『ひげ・芯』を使用しておらず、人が食べられるタンパク部位だけを使用しています。公式サイトの方でしっかりと明記しており安心して与える事ができます。

また穀類として玄米や大麦を使用していますがこれらは低グルテンになっており、グルテンアレルギーへの配慮もあります。低価格帯の粗悪なドッグフードと違い、かさ増しやコストカット目的ではなく、犬にとって腸内サポートに良いといった判断から敢えて穀類を使用しています。

腸内サポートに優れた成分を配合

乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などワンちゃんの腸内ケアを考えた成分を配合。お腹の調子に不安があるワンちゃんに対して食事から腸内サポートに働きかけてくれます。

消化器ケアに優れたドッグフードと言うだけあって栄養の消化率も高く、腸内に働きかえる成分も申し分ありません。

気になる原材料は2つ

素晴らしい原材料を使ったドッグフードですが個人的に気になったポイントが2つ。魚粉と植物油です。原材料に魚粉のみ表記されている場合、魚全体を原料としている為、何の魚なのか、魚のどの部分を原料にしているのか不明な点が多いと言われています。

そこまで神経質になる必要はないかと思いますが、ドッグフードに含まれる植物油は本来持つ栄養が失われている可能性も高く、不飽和脂肪酸も酸化しやすい性質があると言われています。また加工や処理の工程で使用される薬剤が残留している可能性もあり、一部不安要素もあります。

栄養成分値
粗タンパク質 29%以上
粗脂質 8%以上
粗繊維 5%以下
粗灰分 5%以下
水分 10%以下
代謝エネルギー 410Kcal / 100g

非常に高タンパクでありながら脂質が抑えられている栄養成分値になります。運動量の多い犬、少ない犬の両方にも良いですし、肥満気味のワンちゃんに適したバランスの良い成分値になっています。

原料や成分から採点

タンパク源 牛肉、鶏肉、馬肉をバランス良く配合しており、高タンパクで低脂質な栄養を実現。また肉類を分散させる事で肉類に対するアレルギー対策にも配慮しています。
原材料の質 フードに拘り持つメーカーなので、そこまで神経質になる必要はないと思いますが一部、不安要素を持つ原料を使用しています。そこを除けば原材料の品質は素晴らしいです。
穀物不使用 穀類は使用していますが低アレルギー性の穀物を使用しており、ワンちゃんの健康の為に敢えての含有をしています。穀物不使用ではありませんが穀類使用でも合格点を出せる配慮です。
無添加 ドッグフードに使われやすい危険な人工添加物は一切不使用。安心して与える事ができます。
価格 × 正直、価格が高い…。まとめ買いや定期購入で割引ありますが、それでも高く感じてしまいます。

犬心(消化器ケア)の口コミや評判まとめ

犬心(低たんぱくバランス)

愛犬の嘔吐や下痢で悩んでいましたが今までサプリで与えていた物が犬心には含まれており、愛犬に与えたい食材や栄養が全て入っているドッグフードだった為、従来の物から切り替えました。

結果としてここ最近では見る事のなかったコロッとした便が排出されてとても嬉しかったです。今後も続けていきたいと思います。

下痢が酷く、動物病院で療養食を勧められました。しかし、まったく食べなくて悩んでいた所、犬心といったドッグフードを知りました。ダメ元で与えてみるとしっかりと食べてくれたので良かったです。

完全に良くなったとは言い難いですが食事も食べてくれるようになり、少しずつウンチにも固さが見られてきています。やっぱりドッグフードで健康は変わるんだと心底思いました。

我が家の犬は肥満で糖尿病も心配だった為、知り合いから教えてもらった犬心を利用してみる事にしました。食べさせて3ヶ月が経過すると血糖値も下がっており、かかりつけの獣医も驚きと喜びがありました。

値段は高いですが愛犬の健康の為に今後も与え続けていきたいと思います。

犬心(消化器ケア)は嘔吐や下痢で悩むワンちゃんを飼っている人に人気が集中しているドッグフードといった印象。切り替えてから3ヶ月前後で便や体調の変化に良い兆しが見えてくるといった意見も多かったです。

食いつきが悪い…。

原材料は良いと思うけど値段が高くて続けていくのが億劫になる。

一方で良い意見の方にもありましたが、嗜好性を高める為の添加物など不使用なので最初の食いつきが多少悪いといった意見もありました。

犬心(消化器ケア)の分析まとめ

犬心(低たんぱくバランス)
  • 高タンパク・低脂肪が魅力
  • 腸内サポート成分たっぷりでサプリ要らず
  • 原材料にしっかりと拘りあるドッグフード
  • 慣れるまで食いつきが悪いとの意見も…
  • お値段が高いのがネック

腸内サポートや消化器ケアに優れた成分を配合したドッグフード。原材料にも拘りがあり、公式サイトの方で不明瞭な点はしっかりと説明がなされています。

特に嘔吐や下痢で悩んでいる犬に対して嬉しい意見も多く、お腹の調子に不安のあるワンちゃんに対して優れたドッグフードであると言えます。乳酸菌系成分を食事に含んでいるのでサプリと食事を別々にしたくない方にもお勧め。

大きなネックと言えるのが価格が少し高い事。質は高いのでお財布との相談といった具合でしょうか。

犬心(消化器ケア)
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