ドッグフード格付

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)を原材料や成分から格付!愛犬への安全度や口コミは?

様々な犬のライフステージに合わせた種類を販売しているペディグリー。その中でも最も定番な『ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)』を分析して格付していきます。

マースジャパンが販売している知名度も高いドッグフード。しかし、原材料を見ていくと『不安要素の高いドッグフード』である事が頷けていきます。

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の格付評価

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)
格付ランク cランク
※評価ランクはS>A>B>Cで格付しています。
原材料 (0 / 5)
栄養成分 (2.0 / 5)
無添加 (0 / 5)
グレインフリー (0 / 5)
安全性 (0 / 5)
コスパ (4.0 / 5)
価格 2,860円 / 10kg
※Amazon参考価格(変動している可能性あり)
100gあたり 約28.6円
内容量 2.2kg、5.5kg、10kg
対応年齢 成犬用
原産国 タイ
ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)評価

獣医師の中でも愛犬の健康に『不安なドッグフード』として挙げられる商品の一つ。原材料表記に曖昧な部分が多々有り、公式サイトには原材料や成分表記を記していなかったり…(商品にはちゃんと表記してあります)。

さらに保存料、着色料、添加物なども多く含まれたドッグフードになっています。

愛犬の健康を真に考えたドッグフード選びをするのであれば、絶対に選びたくないドッグフードと言えます。以下で具体的にペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)を分析して不安要素などを解説しています。

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ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の原材料や栄養成分を評価

危険視や不安要素のある原材料は赤文字で示しています。

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の原材料

穀類、肉類(チキン加水分解物チキンミールビーフ等)、大豆、油脂類(パーム油等)、タンパク加水分解物、植物性タンパク、ビートパルプ、キシロース、野菜類(トマト、ほうれん草、にんじん)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(青2、赤102、黄4、黄5、二酸化チタン)保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHABHT、クエン酸)、pH調整剤

穀類の具体的表記がない…

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の第一主原料は穀類が一番最初にきています。穀物類主体の原材料である事はわかるのですが、具体的に『何が』入っているのか不明。普通は穀類(トウモロコシ、小麦)などを記載しているメーカーが多いのですが、穀類だけではどんな原料が使われているのか本当に不安。

このような曖昧過ぎる表記は粗悪な原料が使用されている可能性が高く、メーカーの安全性に対する誠意も感じられません。

肉類も曖昧表記で不安要素高し…

続いて肉類も入っていますがチキンエキス、チキンミール、ビーフ等といった粗悪な原料が使われている可能性が高い表記となっています。

ミール系は原料となる肉の残りカスの可能性もありますし、エキス系はどんな部位から搾り取ったエキスか不明です。ビーフ等といった表記も牛肉のどの部分を使用しているのか曖昧過ぎます。

基本的にはあまり明かしたくない粗悪な原料を使用している際に使われる表記となっています。

着色料、保存料、添加物が盛りだくさん…

着色料や保存料には発がん性のリスクがあるものが使用されています。また酸化防止剤として使用されているBHA、BHTは定められた上限値範囲内であれば使用は認められていますが、ワンちゃんの健康にリスクある添加物として有名です。

着色料、保存料、添加物が多く含まれているドッグフードを与え続ける事で健康を害するリスクが高まる為、このましい材料とは言えません。

栄養成分値
粗タンパク質 18.0%以上
粗脂質 10.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 8.0%以下
水分 10.5%以下
代謝エネルギー 350Kcal / 100g

栄養成分値はドッグフードの指標となっているAAFCO栄養基準を満たす形となっています。AAFCOの定める必要最低タンパク質は成犬で18.0%以上、脂肪分は成犬で5.5%以上です。(正確には水分を除外した乾燥重量比に基づく)

栄養面に関してはペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)でしっかりと満たす事が出来ます。

原料や成分から採点

タンパク源 × 穀類、肉類となりますが原料不明の曖昧表記。またミール系など粗悪な原料を使用している可能性あり。また穀類が最も多く含有されており、植物性タンパク質が主体。基本的には必須アミノ酸の配合バランスが良い動物性タンパク質が好まれます。
原材料の質 × 原材料の質は不明瞭点が多く、高品質ではなく低品質な原料を使ったドッグフードとなります。
穀物不使用 × 第一主原料が穀類なので穀物不使用にはあたりません。また穀類でも何を使用しているのか不明な為、非常に不安要素が大きいです。
無添加 × 健康を害する不安要素の高い添加物が多数含まれています。
価格 価格はプレミアムフードなどに比べると非常に安いです。しかし、安いだけのドッグフードです。

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の口コミや評判まとめ

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)

安くて大容量。コスパがいいからリピしてます。

安定のコスパと食いつきの良さが魅力!食べ残しもないので満足しています。

様々なライフステージ用、容量も細分化されているので便利。犬も喜んで食べているおり、心配だったお腹を壊すといった事も見受けられません。

コスパの良さや食付きの良さを評価している口コミや評判が多く感じられました。

良い声がある一方、以下のような意見も多数ありました。

給与した翌日から我が家のワンちゃんが下痢になりました。心配だったので病院にも行きました。このドッグフードは獣医さんも推奨しなかったです。

ペディグリーを食べた後、愛犬の便が少し軟便になったように感じる。少し不安。

酷評では便に関する評価が多かったです。給餌後に下痢や軟便になった意見も目立ちました。

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)の分析まとめ

ペディグリー(旨みビーフ&緑黄色野菜入り)
  • 原材料は曖昧表記もあって最低品質
  • 不安要素の高い添加物も多数含有
  • 穀類主体なのでアレルギーが心配
  • 長く与え続けるには不安なドッグフードの一つ
  • コスパ重視なら有りだが本音は絶対にお勧めできない

所謂、コストパフォーマンスだけに振り切った低品質なドッグフードの一種。不安要素の高い原材料を多く使っており、長く愛犬に与え続ける事で健康に悪影響を与えるリスクが高いドッグフードになります。

安い事はお財布に優しくて助かりますが、本当に愛犬の健康を考えるのならまったく推奨できません。

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