ドッグフード格付

グラン・デリ(カリカリ仕立て)を原材料や成分から格付評価!安全度や口コミは?

グラン・デリ(カリカリ仕立て)

グラン・デリシリーズはユニチャームペットが販売するドッグフードです。今回はこのグラン・デリシリーズのグラン・デリ(カリカリ仕立て 成犬用 味わいビーフ入り セレクト)を原材料、成分値を分析して格付け評価をしていきます。

グラン・デリ(カリカリ仕立て)の格付評価

グラン・デリ(カリカリ仕立て)
格付ランク Cランク
※評価ランクはS>A>B>Cで格付しています。
原材料 (0 / 5)
栄養成分 (2.5 / 5)
無添加 (0 / 5)
グレインフリー (0 / 5)
安全性 (0 / 5)
コスパ (3.5 / 5)
価格 参考価格:1,400円 / 1.6kg
100gあたり 約70円 / 100g
内容量 700g、1.6kg
対応年齢 成犬用(1歳〜)全犬種対応
原産国 日本

※無添加は不安要素の高い人工添加物を含まない事をここでは指し示しています。

グラン・デリ(カリカリ仕立て)の評価

第一原料は穀類がメイン。その他に肉類も使用していますがミール系を多用しておりコストダウンやカサ増しの跡が伺えます。

また原料の質には全く関係のない粒の彩りを良くするために合成着色料を多数使用しています。保存料や酸化防止剤にも不安要素の高い人工添加物を使用している為、長く与え続けることに大きな不安のあるドッグフードとなります。

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グラン・デリ(カリカリ仕立て)の原材料や栄養成分を評価

危険視や不安要素のある原材料は赤文字で示しています。

グラン・デリ(カリカリ仕立て)の原材料

穀類(トウモロコシパン粉小麦粉)、肉類(チキンミールチキンエキス、チキン、ビーフ、ポークミールビーフミールササミパウダー)、豆類(大豆、脱脂大豆大豆エキス大豆パウダー)、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、乾燥小魚、ビール酵母、ブドウ糖果糖液糖、セルロースパウダー、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、亜鉛)、保存料(ソルビン酸K)、調味料、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、pH調整剤、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス)

穀類主体のドッグフードで粗末

グラン・デリ カリカリ仕立ては第一原料が穀類(とうもろこし、パン粉、小麦粉)の割合が最も多いドッグフードになります。

とうもろこしに関してはどの部分を原料としているのか不明点が多く粗悪な部分とされる芯、皮、ヒゲを利用している可能性もあります。また小麦粉を含んでおり小麦は犬にとってアレルギー性の高いグルテンが多く含まれています。

パン粉も砂糖や塩、保存料が含まれている可能性もあり、犬が摂取し過ぎるとよろしい食材ではありません。

穀物が主体のため、贔屓目に見てもお勧めできるドッグフードとは言えません。

肉類はミール系が多数…

穀類に続いて含有されている原材料は肉類となっています。その内訳はチキンミールやポークミール、ビーフミールとなります。これらは粗悪な原材料の代表格です。

4Dミートを使用している可能性もあり、最も勧められない肉の原料です。

不安要素のある人工添加物が多量

粒の彩りを良くするために多くの合成着色料を使用しています。その他、酸化防止剤や保存料にはソルビン酸を使用。

犬飯.com
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保存料や酸化防止剤に用いられるソルビン酸は発育不良や肝臓障害になり得る可能性があります。

不安要素の高い人工添加物を多く使っているため、長く与続けることで愛犬の健康を害するリスクが高いと考えられます。

好ましくない原材料の数々

大豆エキスや動物性油脂、野菜類といった曖昧な表記(何が使われているか不明)また便を固めるビートパルプは抽出方法で異なりますが、残留農薬が危惧される食材です。

率直な意見を言ってしまうと、質に拘るなら絶対に与えたくないドッグフードです。

栄養成分値
粗タンパク質 21.0%以上
粗脂質 10.0%以上
粗繊維 4.5%以下
粗灰分 8.5%以下
水分 13.0%以下
代謝エネルギー 355kcal/100g

成分に関して穀物主体であることからタンパク質や脂質がかなり低いといった印象を持ちます。

活動量や運動量の多いワンちゃんには少し栄養成分値も少ない印象。カロリーに関しては平均よりやや低めに抑えられています。

原料や成分から採点

タンパク源 × 穀類がメインで犬にとってはよろしくない第一原料です。穀類はワンちゃんの消化率も悪いです。続いて肉類を使用していますがミール系が多く良質な肉原料とは言えません。
原材料の質 × 不安要素の高い原材料の数々。人工添加物を複数含有をしています。
穀物不使用 × 穀物主体のドッグフードです。アレルギー性の高い小麦も含んでいるためお勧めできません。
無添加 × 不安視される合成着色料の数々。酸化防止剤・保存料にソルビン酸を使用しており無添加とは程遠いドッグフードになります。
価格 価格は安いですが、典型的な安いだけのドッグフードといった印象です。

グラン・デリ(カリカリ仕立て)の口コミや評判まとめ

グラン・デリ(カリカリ仕立て)

我が家の小型犬のお気に入りのドッグフードです。昔は好き嫌いありましたが、このドッグフードは大好きなようでもりもりと食べてくれています。

あまりフードを食べない子だったのですがこちらに切り替えてからたくさん食べるようになってくれました。

少し粒が固い感じがして最初は食いつきがあまり良くなかったです。お湯で増やかしながら与えると食べてくれました。今では硬いままでもガツガツとよく食べてくれます。価格が安いのも続けやすくて助かっています。

食いつきが良いといった意見が多く見受けられました。また価格も安いことからリピートしている人も多い印象です。

従来のドッグフードから切り替えてすぐに下痢になってしまいました。

やはり穀物主体が悪いのか我が家の老犬には消化不良を起こしやすく食事後に嘔吐する場面が多々ありました。

グラン・デリのカリカリ仕立てを食べてからうんちが硬くなって排泄する時もかなり力んでいる様子が見られます。うちの犬には相性が悪いようなので切り替えました。

不評の意見では食事後に嘔吐をしたり、便秘や下痢になったなどの意見も目立ちました。

グラン・デリ(カリカリ仕立て)の分析まとめ

グラン・デリ(カリカリ仕立て)
  • 穀類主体で粗末な原材料
  • 不安要素の高い人工添加物多数
  • 肉も含まれているがミール系主体で質の低さが目立つ
  • 毎日与え続けるドッグフードとしては不安が高い
  • 国産ドッグフードだがクオリティは十分でない

穀類がメインであることや合成着色料、保存料等を多く使用しており毎日、愛犬に与えるドッグフードとしては不安の大きさが目立つ。

着色料で粒の彩りを良くして、目で見る分には楽しいですが栄養を与えるドッグフードには不必要な要素です。プレミアムドッグフードなど高品質なドッグフードではこのような手法は用いられていません。

総評として国産ドッグフードながらコスパを求めるあまり、お粗末になってしまったドッグフード。

与えて直ぐにどうこうなる訳ではありませんが、与え続ける事に関しては不安が大きなドッグフードになります。

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